歯の健康講座|歯周病とは?

1.歯周病とは?歯周病がどんな病気が知っていますか?

あなたは大丈夫?3人に1人が歯周病

あなたも歯周病かもしれません。以下の自覚症状で当てはまるものにチェックして診断してみましょう! 歯周病危険度チェック!

歯周病危険度チェック!
  • 疲れると歯ぐきが腫れたり、疼く。
  • 歯を磨くと、出血する。
  • 噛むと歯が痛い。
  • 歯がぐらぐらする。
  • 口臭がある。
 
今のところ歯周病の心配はなさそうです。今後もしっかりとしたケアを心がけましょう。
歯肉炎

歯肉炎・早期の歯周病の可能性があります。早めに受診して、短期間で治療を完了させましょう。

歯肉炎

早期〜中期の歯周病の可能性があります。早めに受診して、歯周病の進行を食い止めましょう。

歯肉炎

中期以上の歯周病の可能性がかなり高いようです。早急に受診し、今の状態を改善しましょう。

歯肉炎

歯周病が中期から重度に進行している可能性があります。症状がより深刻になる前に、早急な受診をお勧めします。

歯肉炎

重度の歯周病に進行している可能性があります。症状が進み、全心疾患につながらないよう、一刻も早い受診をお勧めします。

もう一度診断する

歯周病という言葉を聞いたことがある方多いと思います。これは、口腔内細菌により歯茎に炎症が起きて、少しずつ顎の骨が溶けていく病気です。初期から中等度まではほとんど自覚症状がなく重度の歯周病に進行してから、疲れた時に歯茎が腫れたり歯がグラグラする等の症状が出てきます。

重度に進行するまで自覚症状が出にくいために多くの方が治療の機会を逸してしまい大切な歯を失っています。

また、歯周病の進行には個人差があります。それは、歯周病細菌の量や生活習慣、ストレスや免疫力、かみ合わせ、噛む力、プラークコントロールの状態などが複雑に影響し合うためです。おひとりおひとりのお口の状態を精査し、適切な治療計画を立て、それに沿って確実に治療する必要があります。しかし、歯周病の治療は医師や衛生士に任せておくだけでは成功しません。

患者さんご自身による生活習慣の改善やプラークコントロールの継続と、医師や衛生士によるプロフェッショナルケア。
この両輪が揃うことが、歯周病の治療の成功には必要不可欠なのです。