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講座2 歯周病と全身疾患との関わり
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  知らずにいると大変なことに!歯周病菌はこんなに恐い!

ここ数年の研究から、歯周病は全身疾患と関わりがあることが分かってきました。歯周病の患者さんの心疾患や糖尿病、呼吸器疾患にかかるリスクは、健康なお口の人と比べると高くなる傾向があるのです。また早産を引き起こす確率は7倍にものぼるなど、歯ぐらい…とタカをくくってはいられない、非常に怖い現象が体内で起こっているかもしれません。この機会に、歯周病菌が全身に回る流れを知っていただくため、簡単にご説明しましょう。

お口の中には、約400種類の菌がいますが、食べものを食べた後の正しいケアを怠ると菌が増殖します。このうち、空気が薄い環境でよく増える歯周病菌は、歯と歯茎の間から空気の届きにくい歯ぐきの中に入り込んでいきます。歯ぐきの中では菌を排除するために殺菌作用のある物質とともに、骨を溶かす物質が分泌され始めます。すると歯の根の回りの骨が徐々にもろくなってきて、歯がぐらぐらしてきます。

菌から歯周病と虫歯へ


ここまでくると、菌は血管内に入り込み全身に回ります。菌はカラダのあちこちで、血管内に張り付き、様々な病気の原因となっていきます。さらに恐ろしいことに、血管内に張り付いた菌は、薬を寄せつけないバリアであるバイオフィルムをここでも新たに形成してしまいます。つまり全身疾患治療のため投与された薬の効き目がこのバイオフィルムにブロックされ、症状が悪化してしまうこともあるのです。

【バイオフィルムにおおわれた歯の表面】
バイオフィルムにおおわれた歯の表面


 
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